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 第19回 講演会「なるほど!なっとく!!高次脳機能障害」参加のお礼

 

 平成28年11月19日、朝日ホールにて講師に横浜総合病院臨床研究センター 長田 乾センター長をお迎えして「第19回なるほど!なっとく!!高次脳機能障害」を開催いたしました。当日、225名もの多数のご参加をいただき、無事終了することができました。

 


今回のテーマは、「脳の回復」としました。一般的に損傷した脳は治らないといわれていますが、当事者がなぜ社会とのつながりを改善していくことができるのかを、講師のこれまでのご経験と画像やイラストを使って脳の回復過程を丁寧に説明し、あきらめないで、適切な支援、刺激を受けることが必要と話されました。また、第二部での質疑応答も1時間以上にわたり、主に当事者、ご家族からの質問が多かったこともこのテーマに寄せる関心の高さの表れとなりました。


 アンケートでは、膨大な資料の説明が難しかったという声もありましたが、わかりやすい説明でよくわかったという意見がほとんどでした。特に後半での質疑応答では、当事者の生の声が聞けたことで、その苦悩がよく分かったこと、そして、質問に対し、講師の真摯で丁寧な回答する姿に感銘を受けたとの声も多く聞かれました。
 また、ほとんどの方が今後も講演会への参加を希望すると答えていただいており、ご期待に応えるべく、来年度以降も、高次脳機能障害にお悩みのご本人、周囲の方たちとのかかわりの中から課題の解決や関心事をテーマに取り上げ、講演会を開催してまいりたいと存じます。

 


当事者ご家族も含め、行政機関をはじめとする各方面でご活躍されている225名の皆様が、ご多忙のなかご来場頂けましたことへ感謝いたしますとともに「なるほど!なっとく!!高次脳機能障害」講演会後援名義使用へのご理解ご協力を賜りました愛知県はじめ名古屋市、豊橋市、岡崎市、豊川市、蒲郡市、並びに愛知県作業療法士会、愛知県言語聴覚士会、朝日新聞厚生文化事業団関係者の皆様に、改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 

平成28年11月20日
特定非営利活動法人
高次脳機能障害者支援「笑い太鼓」
理 事 長   河 合 秀 矩

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