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 第20回 講演会「なるほど!なっとく!!高次脳機能障害」参加のお礼

 

 平成29年11月11日、あいトピア(豊橋市総合福祉センター)にて講師に国立障害者リハビリテーションセンター顧問中島八十一氏、千葉リハビリテーションセンター高次脳機能障害支援アドバイザー太田令子氏をお迎えして「第20回なるほど!なっとく!!高次脳機能障害」を開催いたしました。当日、217名もの多数のご参加をいただき、無事終了することができました。

   
 今回のテーマは、「高次脳機能障害支援 これまでとこれから」としました。平成13年からの5年間のモデル事業を経て、現在までの支援普及事業のこれまでをその時々の時代背景や当事者とご家族の問題を織り交ぜながらの今後の運動の在り方や、今後の課題の一つとして家族支援の大切さ、必要をそれぞれのお立場からお話しいただき、その後会場からの個別の質問にも具体的な解説とアドバイスを両先生から受けることができました。そのことによって当事者やご家族の抱える困難さを浮き彫りにでき、さらに会場全体で共有することができました。

 


 参加者へのアンケートからも、これまでの講演会にありがちな、脳の話ではなく、ユーモアを交えた高次脳機能障害についての具体的な困難性のお話が、高次脳機能障害の支援がなぜ必要となったのかの経過とともに理解できた、両講師のゆっくりした話し方がとてもわかりやすく理解しやすかった、会場からの質疑応答についても丁寧に回答される講師の姿が素敵だった、悩みながらの質問の様子から当事者ご家族のご苦労がわかり、今後の支援に繋げていきたいなどの声が聞かれました。
また、ほとんどの方が今後も講演会への参加を希望すると答えていただいており、改めて啓発活動の必要性を感じています。ご期待に応えるべく、来年度以降も、高次脳機能障害にお悩みのご本人、周囲の方たちとのかかわりの中から課題の解決や関心事をテーマに取り上げ、講演会を開催してまいりたいと存じます。

 


 当事者ご家族も含め、行政機関をはじめとする各方面でご活躍されている217名の皆様が、ご多忙のなかご来場頂けましたことへ感謝いたしますとともに「なるほど!なっとく!!高次脳機能障害」講演会後援名義使用へのご理解ご協力を賜りました愛知県はじめ名古屋市、豊橋市、岡崎市、豊川市、蒲郡市、並びに愛知県作業療法士会、愛知県言語聴覚士会、関係者の皆様に、改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 

平成29年11月12日
特定非営利活動法人
高次脳機能障害者支援「笑い太鼓」
理 事 長   河 合 秀 矩

 

 

 

≪参加者内訳≫

行政・・・10名

医療・・・25名

福祉・・・93名

教育・・・ 2名

家族・・・36名

当事者・・31名

学生・・・ 0名

その他・・20名

合計・・217名

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